日差しも強くなり汗ばむ季節になりました。そこで注意してもらいたいのは熱中症です。8月の真夏はもちろん、5,6月にも発生しやすいと言われています。なぜなら、5,6月は身体がまだ暑さに慣れておらず、急な気温上昇に体温調節機能が追い付かないからです。熱中症の症状は、顔のほてり、立ち眩み、倦怠感、吐気、頭痛、汗が多量に出る、または全く汗が出ない、筋肉痛、こむら返りなどです。高齢者は暑さを自覚しにくく、本人がきがつかないうちに重症化するケースもあります。気温が高い日、湿度の高い日は特に喉が渇いてなくても水分をこまめに摂るようにしましょう。室内の温度、湿度をチェックして衣類で調節をする。十分な睡眠をとり、疲れを残さないよう体調を整えて初夏を楽しみましょう。

徳丸ふれあい館看護師 五味