蒸し暑くなるこれからの季節は水虫に注意しましょう。水虫の原因菌は白癬菌です。足の指の間が白くふやけたたり、皮がむけたりする「趾間型」足の裏に小さな水泡ができる「小水疱型」足の裏全体が固くなる「角質増殖型」爪に侵入する「爪白癬」です。角質増殖型と爪白癬は痒みはありません。逆にかゆみがあっても水虫でないこともあります。自己判断せず皮膚科へ受診しましょう。水虫は治らないと誤解しているひとも多いようですが、医師の指示通り薬を塗り続ければ完治し、容易に再発することはありません。予防や治療中には、足を清潔にすることも重要なポイントです。ゴシゴシ洗うと皮膚を傷つけ、かえって水虫になりやすくなってしまいます。石鹸を泡立ててやさしく洗いましょう。マットやタオル類はこまめに洗たくをする。白癬菌は髪の毛やホコリなどにまぎれて家具の下や部屋の隅などにいることが多いので、隅々まで掃除機をかけることも大切です。 徳丸ふれあい館看護師 五味
