呼吸は生命維持にかかせないものですが、呼吸の役割はそれだけではありません。呼吸は感情と密接に関係していて、呼吸の仕方一つで心の持ち方もかわります。まずは、自分の呼吸をチェックしてみましょう。①20秒以上かけて息を吐くことができない、②気がつくと口が開いている、③猫背である、④もしくは背中が丸まっている、⑤肩や首が凝っている、⑥よく溜息をつく、⑦日常生活の中で息苦しさを感じることがある、これらの項目に多く当てはまる人は、呼吸が浅くなっている可能性があります。深呼吸をしてみましょう。胸を広げてゆっくり息を吸ったら、もっとゆっくり息を吐き出します。深呼吸をすると、心が落ち着く、姿勢が良くなる、肩や首の凝りが改善、代謝がアップする、自律神経を整えるなどの効果があります。春はもうすぐです。日頃無意識に行っている呼吸を見直してみませんか?
徳丸ふれあい館看護師 五味