まだまだ暑い日が続いています。引き続き熱中症対策はしてくださいね。暑さがおさまって秋の気配を感じる頃に気をつけないといけないのは夏の疲れです。いわゆる秋バテです。特に高齢者は、体調を崩すと回復に時間がかかると言われています。高齢者の場合、基礎体力や免疫力などの機能が低下しているため自己治癒力も弱くなりがちだからです。このくらい大丈夫だろうと油断していると症状を悪化させることにもつながります。秋バテの症状は、体がだるい、眠れない、頭痛、めまい立ち眩み、胃腸の不調、手足の冷えやむくみ、便秘や下痢など自律神経の乱れによるものが主です。人それぞれ症状は違います。秋バテ解消には食事、運動、睡眠のバランスが大切です。食事は、たんぱく質、ビタミン類、ミネラルを意識して摂るといいでしょう。たんぱく質には、かまぼこが高たんぱく低カロリーでお勧めです。秋に体が疲れないよう今から自律神経のバランスを整えておきましょう。

                     徳丸ふれあい館 看護師 五味