今月は、転倒による事故についてのお話です。高齢者の転倒事故は骨折や死亡事故など重大な事故につながります。それは交通事故の三倍、そのほとんどが家の中で起こります。筋力の衰え、視力や視認性の低下、平行感覚の低下などが原因です。家のなかでは、カーペット・マットに滑り止めを使用し、端を浮かないようにする。物を放置しない、電源コードは通り道にはひかない、滑り止めや手すりを設置する。外出先では、わずかな段差や凸凹、マンホールや白線上は歩行を避ける。決められた歩行専用通路を通るなど、本人の少しの注意とちょっとした気遣いが危険を回避します。この機会に危険な箇所をチェックしてみませんか?
徳丸ふれあい館看護師 五味
3-2-280x280.jpg)